運ぶ途中でも、燃えた炭が 落ちてきて、ウームすごい・・・ |
みんな、今か今かと待ちますが、なかなか始まりません。
と、周りを見ると、カメラを抱えたカメラ小僧ならぬ カメラ爺がいっぱいいるのです。
いや、こんなにカメラ爺がいっぱいいるとは、私の考えもしませんでした。
団体で来ているのでしょうか。
また、爺だけではなく中高年以上のカメラを抱えたおじさんのための神事かも しれません。
若いカメラマンはレース・クィーンとかでしょうけど、我々などはちょっと、レース・ クィーンにカメラを向けるのは恥ずかしいので、こういう所になるのでしょう。
やっぱり、カメラを持っている人にしてみれば絶好のカメラチャンスなのでしょうね、 皆さん良いカメラ持っています。
このときのカメラ台数を調べるとちょっとすごいかも!!
そして、男集が大たいまつの周りに集まります。
また、ヘルメットをかぶった警備のおじさんも前に出てきます。
それでそのおじさん達の話を聞いていると、
「たいまつに火が付いたらこの辺は熱くておれん!!その辺までワーッと下がるばい!!」 と話しています。
私がいる場所が大たいまつから2.5m程の距離ですから、実際火が付けば熱いだろうなぁ とは考えていましたが・・・
最後は大たいまつを横にして、 移動します。 |
ここで、すぐ大たいまつに火がつけられるかと待っていると、なかなか火は付けません。
逆に火を何かで覆ったり、男集で囲んで見えなくしています。
そして、場内アナウンスで、すべての照明を消してくれとのこと、会場の照明はもちろんのこと 、見物客の照明、出店の照明 など、すべて消してひたすら合図を待つのです。
この待ち時間15分ほどあったでしょうか。
鐘の合図で一斉に火を付けるのです。大たいまつの先には燃えやすい木の枝が着いているので 火を付けた途端、すごい火になります。
本当に5m程ウワァ~ッと下がります。
それまで、寒かったのが火が当たるとこだけメチャ熱い、と。
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たいまつを持った男しゅうの 最後のかけ声で威勢をあげます。 |
この縄切り、熱いので大変そうです。でもこれが目立ちますので、一種の花形になっている のでしょうか、若しゅうが登って切っているようでした。
そうこうして、20分程燃したでしょうか、1番たいまつから、本堂に向かって右回りに 動かしていきます。
最初の内は人も多いし、まだそれほど燃えていないので、大きさ、重さなど、動かすのも 大変のようです。
それでも、難所をクリアして、たいまつの尾っぽには子供など乗せて、動かします。
多い時など、子供が8人ほど乗って、一番後ろには、爺さんがのってズルズルと・・・
火の勢いと、威勢の良さで、すごいと感じます。
情報では本堂と本地堂を7回まわるとあったのですが、今年は、何か待っている時間が 多くて、3回ほどしか回らなかったのではないかと・・・
たいまつの鬼火の火の粉を浴びると、開運、無病息災、家内安全に恵まれるとの ことです。
毎年多くの参拝客で賑わうとのことですが、今年も例年以上の賑わいと会場アナウンスでは 言っていました。
場所:久留米市大善寺玉垂宮 問合:久留米市観光振興課 電話:0942-30-9137 最寄りの駅:西鉄大善寺駅 |
進んだり、停止したりと繰り返し、じっくりじっくりと廻ります。
最後の火が消えて終了したのは、23時45分程でした。
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鬼夜 その1
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