炭水化物制限ダイエット・糖質制限ダイエットは基本的に同じ
ダイエット方だと捉えています。
炭水化物というのは食物繊維と糖質とを両方とも持った状態で
炭水化物制限というのは食物繊維は食して糖質の
多い炭水化物の制限をするということですから。
NHKクローズアップ現代 糖尿病の治療革命によると
アメリカ糖尿病学会(ADA)から以下の題名の論文が
発表された。
「私たちは、糖尿病が、”治る”ということを、いかに定義すればよいのか?」
この論文から糖尿病が「治らない病気」の代表だったのが
治ったという様な人たちが出てきて、どのような状態になれば
「治った」のかを定義する必要が出てきたと。
これは時代の変革として、長足の進歩をとげている、
それら「新たな治療」で、いちど糖尿病になっても、
一切の薬も使わず正常な血糖値を達成する人も出てくるように
なったと、
患者・予備軍を含めて2200万人を超えている糖尿病、
厚生労働省は食事・運動などの「生活習慣」を見直すように
呼びかけている。しかしながら、生活習慣を見直すのはなかなか
難しくその改善を阻むいくつもの壁があります。
そういう意味で、「おなか一杯食べても糖尿病を改善できる」
という「糖質制限食」は効果の高い方法として紹介してのも多い。
今までの食事療法は「カロリー制限食」といって3大栄養素
である炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質をバランスよく減らす
という方法で、全体的に食事量を大量に減らすために途中で失敗
する可能性が高い、それに比べ「糖質制限食」では炭水化物(糖質)
の量は大幅に減らすが、ほかのたんぱく質、脂質若干は炭水化物
減したぶん増える可能性すらある。
近年海外では「糖質制限食」にはダイエットまた糖尿病の人
にとって期待できる研究が発表されている。
その一方で「糖質制限食」は体に悪影響を与えると考える
医師も多いようだ。
日本糖尿病学会は炭水化物(糖質)だけ極端に減らす食事法は
安全性の検討が不十分だとして、現時点では勧めない姿勢である。
しかし、「DIRECT(ダイレクト)」という研究結果が
2008年アメリカの医療専門誌に掲載されている。
「低炭水化物食と地中海食と低脂質食による体重減少」
という中で低炭水化物食、地中海食、低脂質食をそれぞれの
グループに分けて低炭水化物食は食事の量の制限はしなかったが
地中海食、低脂質食はそれぞれ男女ともにカロリー制限はされた。
それぞれ2年間決められた食事法を続けた結果。
低炭水化物食がもっともダイエット率が高くなった。
ただし、この2年間の低炭水化物食の脱落率は一番高かったようです。
このあたりは炭水化物麻薬説、依存説とかあるようですね。
ここでいえることは「低炭水化物食」はいうのはダイエット、
血糖値改善には大きく寄与すると思われますが、急激な
断炭水化物は体に影響が大きくやめたほうがいいようです、
ある程度の炭水化物制限と考えてもそれなりのダイエット効果、
血糖値を下げる効果が現れますので、過激な断炭水化物などは
やめましょう。