~Linuxサーバー立ち上げ~
更新処理
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まず、FedoraCore更新処理を行います。
upgrade は不要と思いますが、apt-get update は行っておいた方がいいでしょう。
日本語の表示
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setup,ntsysv コマンドにしても日本語が必要です。
/etc/sysconfig/i18nのUTF-8 の部分を eucJP に変更して kon コマンドを実行 すれば、日本語が表示されるようになります。
ユーザーの追加/削除
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ユーザ名、グループ名をfc2でで登録してみます。
ユーザー名、グループを登録
#adduser -g fc2 fc2
ここで、
#adduser fc2
とすると、グループ名もfc2になります。
また、/home/fc2 ディレクトリも作成されます。
作られたディレクトリの属性を755に変更します。
#chmod 755 /home/fc2
オーナー名の変更は以下のコマンドです。
#chmown fc2 /home/fc2
グループの変更は以下の通りです。
#chmgrp fc2 /home/fc2
パスワードを設定
#passwd fc2
上記入力をするとパスワードを聞いてきます。
決めているパスワードを確認を含め二回入力します。
ユーザー(fc2)の削除は以下の通りです。
#userdel fc2
もし、ディレクトリも削除したい場合は -r をつけます。
ファイアウォールの設定
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setup コマンドを実行して「ファイアウォールの設定」を行います。
基本的にインストール時に設定した内容そのままでよければ実行する必要はありません。
「ファイアウォールの設定」では「実行を許可」項目を設定します。
必要(実行する)なサーバーに「*」を設定します。
ウェブサーバーを行うのであれば、wwwにチェックをと、必要な部分のみチェックします。
実行しないサーバーについてはチェックを外しておきます。
そして、セキュリティレベルは「有」にチェックを入れておきます。
もし、ファイアウォールマシンが別途あるのであれば、外しておいてかまわないでしょう。
サービス
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これは、マシン起動時に自動起動するプログラムを指定します。
ここでは、サーバー関係の自動起動指定になります。
アパッチの設定
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ここでは基本的なアパッチの設定を行います。
ユーザー、グループ、をfc2,ディレクトリを /home/fc2/www に仮定します。
まず、スーパーユーザーになります。
vi などのエディタで /etc/httpd/conf/httpd.conf を編集します。
以下の部分です。
まずはユーザー名とユーザーグループの設定です。
User Apache -> User fc2
Group Apache -> Group fc2
以下の root@localhost 部分を管理者のメールアドレスに変更します。
ServerAdmin root@localhost
DocumentRoot これは、サイトのルートのアドレスに直結されます。
つまり、ここで指定するディレクトリにホームページ情報を設定することに なります。
DocumentRoot "/var/www/html" -> DocumentRoot "/home/fc2/www"
に変更します。
上記 DocumentRoot の動作条件を設定します。
>Directory "/var/www/html" -> Directory "/home/fc2/www"
ここで、動作条件はオプションで設定します。
Options Indexes FollowSymbolLinks -> Options Indexes FollowSymbolLinks Includes ExecCGI
ここでは、SSI での Includes での読み込みおよび CGI の実行の宣言を追加しました。
デフォルトの文字コードの設定がUTF-8になっているので削除(コメントに)します。
AddDefaultCharset UTF-8 -> # AddDefaultCharset UTF-8
CGI が実行できるようにします。
#AddHandler cgi-script .cgi
AddHandler cgi-script .cgi としてコメントマーク(#)を外します。
とりあえず、最低限の設定です。
くるくる 遊々
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メール送信システムの作り方大全―Perl/PHP/JavaMail/Windowsそれぞれの場合/
新居 雅行 (著)
実践実用Perl―テキスト処理の基礎から情報ポータル構築まで/
藤岡 和夫 (著)
CGIのための実践入門Perl―対話的・動きのあるWebページを作ろう/
三島 俊司 (著)
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